終活とは
「人生の終わりのための活動、自分をみつめ、今をより良く楽しく生きる活動」です。
終活という造語の起源は、週刊朝日 2009年9月~12月連載記事「現代終活事情」
だと言われています。2012年新語・流行語大賞(ユーキャン)のトップテンになりました。
エンディングノートを書くことは終活の手始めです。
エンディングノート
エンディングノートは、生活のさまざまな「もしも」の時に備えて、自分の大切な情報を一冊にま
とめて備えるノートです。自分だけしか知らないことが沢山あります。
エンディングノートは、「もしもの時にあって、良かったと思うノート」です。
(1) 病気や入院、事故、災害など ・・・ 緊急時の備忘録として役立つ
(2) 預貯金や資産、保険、年金など ・・・ 自分のライフプランづくりに役立つ
(3) 介護や終末医療、お葬式、相続 ・・・ もしものことがあったとき、残された人が困らないよ
うに、自分の情報や思いが伝えられる。
それでは、何から書けば良いのでしょうか?
(1) 緊急事態に備えた情報は先に書いておきます。
(2) 本人以外知らないことを書いておきます。
(3) 自分の情報を一度整理しておきましょう。
例えば、自分の基本情報、銀行口座、保険、クレジットカード、口座自動引き落としについて、
重要な連絡先(家族、親族一覧、親しい友人など)、ペットについて、医療・介護をどうして
欲しいか、葬儀・お墓をどうするか、相続について、不動産、有価証券、借入金・ローン、
年金など。
実際に書き込む場合は、全てを埋める必要はなく、自分が大切だと思う項目から書いて下さい。
状況が変わったり、気が変わったら書き換えて下さい。人に見られたくないことと知っておいて欲しい
ことを分けて書いて下さい。
当事務所は、エンディングノートを用意しています。
このエンディングノートは、『大学がつくったエンディングノート』(横浜商科大学 地域産業研究所作成)です。ご希望の方は、説明をしながらご一緒に書くのをお手伝いします。